入院中のお金のことでびっくりしたこと

投稿者: | 2013年10月30日

出産は病気ではないので、健康保険がききません。
出産については、現在の時点では健康保険に加入していれば一律42万円の補助が出ます。
分娩の方法と入院の日数によって金額は変わりますが、よほど困難な手術などの処置が行われない限りは42万円以内で納まります。

普通分娩と帝王切開では、イレギュラーなことが無ければ、帝王切開の方が金額は安くなります。
帝王切開になると手術になり保険が適用できるので、結果的に自費で支払う金額が安くなるようです。

ちなみに、わたしは緊急帝王切開で10日間の入院で、35万円くらいでした。
補助で給付される42万円に達していなければ、その分の差額を請求することもできます。
そのときに領収明細書が必要になりますので、必ず保管しておいてください。

わたしは術後に麻酔で動けない間に足が圧迫されていたようで、両膝が痛くなってしまい、
入院中に湿布と漢方薬を処方してもらいました。

退院するときの検査で貧血と出たので、貧血の薬も処方してもらいました。
これらの薬代は保険が適用になって、分娩の自費とは別に保険の負担金額分だけ支払いました。

赤ちゃんの治療についてのお金は、退院する時点では保険証が間に合わないので、自費になります。
うちの場合は1週間ほど保育器に入っていて、いろいろな検査もされたので50万円くらいになっていました…。

総合病院では一時的な自費であっても支払いを求めるところが多いですが、金額が大きいのでさすがに病院も考慮してくれます。
1ヶ月検診のときまで支払いは待ってくれますので、それまでに保険証をつくっておけば大丈夫です。

ただ、わたしがものすごく驚いたことが、入院中の赤ちゃんの紙オムツとミルク代は自費とういうことです。
しかも、入院期間や病院によって異なりますが、ミルク代 5,000円  オムツ代 9,000円 と、かなり高額でした。

うちは赤ちゃんが生まれてから1週間ほどの期間ですが、こんな金額になりました。
ミルクは、完全母乳にするつもりであっても、出産直後はまだ母乳の量が少量しか出ないので、おっぱいをあげた後で足りない量をミルクを足すという形でした。

わたしの入院した病院では、助産師さんが毎回用意してくださっていました。
わたしは母乳がよく出てミルクを足さないときもあったのですが、関係なく請求されていました。

1日に10枚オムツを取り替えたとしても、1週間で70枚です。
普通にドラッグストアやネットで購入したら、3カートンは買えます。
事前にオムツを自分で購入しておいて、持ち込んで使用すれば請求されずに済むのでしょうかね…。

それから、1ヶ月検診の費用も自費になります。
1ヶ月検診は出産した病院で受けることになっていて、お母さんと赤ちゃんがそれぞれその後の状態を検査してもらうのですが、いずれも自費になります。

お母さんは子宮の状態などを検査されて、3,000円でした。
赤ちゃんは体重や身長の計測、診察で5,500円でした。

うちは赤ちゃんは胸部のレントゲンを撮ったのですが、その分は保険が適用になりました。
検診代は補助が出て、無料になると思っていたのでびっくりしました。

それ以降の3ヶ月検診などは、住んでいる地域の福祉で受けられるので無料です。