哺乳瓶はおっぱいママでも必要!?

○哺乳瓶 ★★★☆☆(プラスチックの哺乳瓶がおすすめ!)
Chu Chu baby哺乳瓶3本セットを購入しました。

西松屋で1,499円でした。

内容は、240mlのガラス1本、240mlのプラスチック1本、150mlのガラス1本です。
倒れてもこぼれないスーパークロスカット授孔らしいですが、本当にこぼれません。

なんとなく哺乳瓶といったらガラスのイメージだったので、ガラスが2本入ったセットを購入しましたが、ガラスもプラスチックも電子レンジ、煮沸、薬液消毒対応なので、全部プラスチックにしておけばよかったと後で後悔しました。

ガラスはやっぱり重いし、プラスチックは軽いです。
持ち運ぶときにも軽い方がいいし、なによりうちは3ヶ月のころに赤ちゃんに自分で哺乳瓶を持たせることに成功したので、軽くて持ちやすいプラスチックの方がよかったなと思いました。

プラスチックだと3ヶ月のころから自分で持って飲めるようになったので、赤ちゃんが飲んでいる間ずーっと持っていないといけないということがなくなり、手が離せるようになりました。

たったこれだけでも、手が離せるというのはママには大きいです。
食事をしている間、哺乳瓶を持たせておけば自分で上手に飲んで待っていてくれるので、ゆっくり食事が出来るようになりました。
5ヶ月のころにはガラスの150mlは持てるようになりましたが、ガラスの240mlはやはり重いようですぐ落としてしまいます。

プラスチックだと軽いので上手に瓶を上に向けて飲むこともできますが、6ヶ月でもガラスは重いので上に向けることは難しいようです。

>ちなみに……母乳ママでも哺乳瓶は必要でした!

実は、出産前に購入した本に「おっぱいママは結局使わなかった」と書かれていたので最初は用意していなかったのですが、完全母乳のママでも哺乳瓶は必要だ!ということになって購入しました。

哺乳瓶でミルクを与えることはほとんど無かったのですが、夏場にイオン水や麦茶を与えるのに重宝しました。
外出先でおっぱいをあげられないときに、お気に入りのイオン水を哺乳瓶に入れて持っていくと、場所を選ばずパパでも

飲ませることができたので手軽に水分補給が出来てかなり助かりました。
また、退院するときに病院からケーツーシロップという水薬をもらうのですが、どうやって飲ませるのか助産師さんに聞いたら、哺乳瓶の乳首に入れて飲ませてくださいと言われました。わたしは哺乳瓶を持っていなかったのでスプーンで飲ませていましたが、購入しておけばよかったと思いました。

また、ちょっとしたお出かけのときには、朝に母乳を搾って哺乳瓶に入れて持って行くこともよくありました。

帝王切開の痛みは何日続くのか

破水から30時間以上陣痛はあっても赤ちゃんが下に降りてこない、ということで緊急帝王切開になりました。
子宮口も1cmほどしか開いていませんでした。

30時間くらい経った時点では先生は普通分娩のつもりでいたみたいですが、触診をしてまったく赤ちゃんが下に降りてきて
いなかったので、赤ちゃんが降りてこない=何か異常があると判断したみたいです。

この場合は陣痛促進剤を使用しても逆効果になるかもしれないとのことで、緊急帝王切開になりました。
手術で一番辛かったのは、尿管に入れられた管が気持ち悪かったことです。

注射や麻酔もたくさん打たれて辛かったですが、これが一番辛かったです。
でも、手術が始まって麻酔が効いてくれば感覚が麻痺するのでわからなくなります。

手術が決まってから手術までの2時間は、羊水が減って子宮が収縮し始めていたのでとても辛かったです。
人生で一番辛い日でした。

術前から術後の翌朝まで絶食絶飲だったので、暖房で口が乾燥しても水を飲むこともできず口に含むだけだったのも辛かったです。
術後の翌日、麻酔が切れてからは何をしても激痛でした。

寝返りはもちろん出来ず、話すだけでもお腹に響いて痛かったです。
ベッドから起きる&寝るという動作が本当に辛かったです。

旦那さんから「見ていて痛々しかった…」と言われたくらいです。
でも、最新の医療ではレーザーメスを使用するので、傷の回復は早かったです。

術後の翌日が痛みのピークなので、あとは日を追うごとにラクになっていきます。
2日目にはそろそろとゆっくり歩けるようになります。

術後の食事は、流動食から徐々に通常のご飯に変わっていくのですが、最初は胃腸の動きも弱くなっているので、
食べ物が胃を通過していくときに痛みを感じました。

3日目にはシャワーが浴びられます。
ことのき、赤ちゃんを膝に乗せて座るのが少し辛かったです。

8日目には無事に退院できて、普通に歩けるくらい回復しました。
傷の痛みはだいたい1ヶ月は続きました。皮膚が引っ張られるような痛みです。
お腹を触ると痛みます。

その後も、3ヶ月くらいまでは時折痛むことはありました。
それ以降は運動をしても痛むようなことはありません。
傷をとめていた医療用ホッチキスの痕も、6ヶ月くらい経てばほとんどわからないくらい薄くなりました。

帝王切開は傷も残りますし、手術も怖いです。
わたしは急に決まったので心の準備もなく、とても不安でした。

でも、全身麻酔ではないので、赤ちゃんの産声が聞けたことが本当にうれしかったです。
産声を聞いた瞬間、恐怖はなくなりました。
赤ちゃんの顔を見たら、安堵に変わりました。

術後の翌日はあまりの痛みに旦那さんに「二人目はあきらめて」と言っていましたが、今は早く二人目が欲しいと思っています。
術後の翌日さえ乗り切ればあとの回復はとても早いので、次がまた帝王切開でも頑張れると思います。

ママさんパパさんにオススメしたい本!

初めての妊娠・出産・子育てで、わからないことだらけで不安でした。
いざ妊娠してから、あまりにも自分が妊娠について無知だと思い知りました。
どういうことをしたらいいのか、何がだめなのか、勉強した方がいいと思い、本屋さんで手軽に読めそうな本を探しました。

○吉崎達郎・明橋大二「子育てハッピーアドバイス 妊娠・出産・赤ちゃんの巻」1万年堂出版
イラストや漫画がたくさん載っていたので、これならわたしも手軽に読めそうだし、旦那さんにも読んでもらえるかもしれないと思って購入しました。

内容もわかりやすくて、ママやパパが子育てに対して前向きになれるような書き方でした。

たとえば、陣痛を乗り切るコツのところでわたしが印象に残ったのは、「陣痛の間、赤ちゃんも苦しい中をがんばっています。」「もちろん、お母さんもがんばりました。でもそれと同じくらい、赤ちゃんもがんばったのです。」という文章です。

わたしは破水してしまって緊急帝王切開になりましたが、30時間以上経っていたので羊水が少なくなってしまい、赤ちゃんも少し危険な状態だったそうです。手術はとても怖かったし痛かったけど、赤ちゃんも一緒にがんばっているんだと思ったら

辛いことも乗り切れました。
妊娠中はお腹の赤ちゃんはこう思っているかも…、ということも書かれていて、読んでいると、まだお腹の中にいて見ることも話すこともできない赤ちゃんに対して、自然と愛情が湧いてきて、産まれてくるのが楽しみになりました。

それから、パパにも読んでもらえる内容になっているところがよかったです。
ママはどんどん身体が変化していくので、自分の状態や気をつけなければいけないことがわかりますが、パパは正直わかりません。

わたしも心配をかけないようにつわりで辛いときに無理をして大丈夫なふりをしてしまっていましたが、内心ではこの辛さに
気づいて欲しい…、と思っていました。が、しかし男の人は鈍感なので口で言わないと伝わりません。

「二日酔いみたいな感じ?」くらいにしか思っていなかったようです…。
わたしが倒れて苦しそうにしている姿を見て、ようやくつわりがそれだけ辛いものだとわかってくれました。

つわりや陣痛の大変さについても書かれていますし、そのときパパはどうサポートすればいいのかも書かれているのでわかりやすいです。

子育てについても、イクメンになろう!と、何をすればママがよろこぶか(子どもと遊ぶ30pt、オムツを替える10pt、お風呂に入れる20pt…など)が可愛いイラストで描かれていてわかりやすく、パパに関心を持たせられるようになっています。

案の定、うちの旦那さんはこれを見て、「おれ、これに書いてあること子どもが生まれたやるから100ptゲットできる!」と
言っていました。そして実際に子どもが産まれてから、オムツを替えたりお風呂に入れたりと、他にもママのお手伝いをしてくれる
立派なイクメンになってくれました!

また、マタニティブルーや産後鬱についても書かれていて、そのときの周囲の接し方が書かれていたのもよかったです。
この本を旦那さんに読んでもらっていてよかったと思いました。

わたしの母はわたしが18歳のときに他界しているので、退院してから1ヶ月検診までの間は旦那さんの実家でお世話になる予定でした。

しかし、2日目にしてお姑さんの何気ない言葉に傷ついてマタニティブルーで1日中泣いてしまうような状態になり、
4日目でもう限界になり、旦那さんに帰りたいと訴えました。

そのときには赤ちゃんをお姑さんに抱っこされることに嫌悪感と恐怖を感じるほどになっていました。
とられてしまうんじゃないかとさえ思っていました。

わたしも旦那さんのお母さんを悪く言うのは嫌ですし、旦那さんも自分の母親を悪く言われるのは良い気分ではありません。
でも、この本を出産の前に読んでもらっていたおかげで、わたしが特別ではなく、出産直後のママはとてもデリケートになっている

ので、周囲の言葉に敏感になってしまい、とても傷つきやすいということを理解してもらえました。
こういったことはママの口から伝えるよりも、第三者の目線で「一般論」として伝えてもらう方が説得力もあるので、パパにもすんなり受け入れてもらえると思います。

ママは出産や子育てについて前向きになれる内容で役立つ情報もあって、パパはママの辛さやどんなサポートをすればよいかが具体的に書かれていて、
なおかつイラストや漫画があって手軽に読める本なので、ぜひオススメしたいです。

購入しなくてよかったもの(赤ちゃん編)

初めての出産で、身近に赤ちゃんがいたことのない環境であれば、赤ちゃんのお世話は未知の世界です。
正直なところ、なにが必要でなにが不要かまったくわかりません。

赤ちゃんを育てる環境によって必要なものも変わってきます。
マンションの1階と3階とか、お風呂と洗面所の広さとか、暖かい地方か寒い地方か…。

ママのものと同様に、自分の出産予定日と近い季節に出産された先輩ママにアドバイスをもらうのが一番だと思います。
それから、いろいろ便利なものも日々開発されているので、お母さん世代に聞くよりも最近に出産した人に聞く方がいいです。

○お尻拭きを温める保温機
2月でとても寒い季節だったので、最初は使用していたのですが、保温機から取り出して赤ちゃんのお尻を拭くころには
すぐに冷たくなってしまうほどしか温まらないので、あまり意味がないように思えて1ヶ月くらいで使用しなくなりました。

○ベビー布団
西松屋で購入しました。
下に敷くマット、敷パッド、敷布団、かけ布団、まくら、敷布団とかけ布団のカバーがセットになっていて1万円くらいでした。
一応、日本製のものを買いました。
上のベビーベッドのためにベビー布団のセットを一式用意しましたが、ベビーベッドを使わなかったので、布団も使いませんでした。

わが屋では、お風呂に入れたあとの着替えをさせる用にかけ布団を敷いたり、
寝返りが出来るようになってからは、大人用のベッドの横にマットと敷き布団を半分に折って重ねて置いて、転落したとき用の

マット代わりにしていたくらいです。ベビー布団としての本来の役目を果たしていません…。
セットで購入すると1万円~3万円くらいしているものが多く、うちは1番安いものを購入しましたが、それでもベビー用品の中ではかなり高い買い物になってしまって、しかも本来の使い方がされなかったので、1番失敗したものになってしまいました。

大人の布団で代用できそうなものは代用して、赤ちゃんの肌に当たるものだけオーガニック素材のタオルを敷く…、と言うような
方法でもよかったかな、と思いました。そうすれば、いずれ赤ちゃんが大きくなっても使えると思います。

○ベビーバス
ベビーバスで沐浴するのは最初の1ヶ月だけですし、他のもので代用もできるので必要ではないと思います。
お義姉さんからベビーバスもいただいたので、0ヶ月のときは使用していましたが、かがみながらの作業は帝王切開のわたしにはちょっとしんどかったです。

ベビーバスは意外と大きいのでお風呂場に置くと場所を取るので、蛇口までの距離が少し遠くなってしまったりもします。
赤ちゃんを抱っこしながらなので片手がふさがりますし、その状態でもう片方の手を伸ばしてシャワーのお湯の温度を調節したりするのが大変でした。

その後、1ヶ月~3ヶ月ごろまで洗面所で沐浴させていました。
洗面所の方がかがんで赤ちゃんを洗わなくていいので、腰を痛めずに済みますし、かがむ&立ち上がるの動作がいらないので、抱っこでの移動もラクでした。

シャワーも、洗面台はすぐに蛇口があるので手を伸ばすこともなく、スムーズに洗えました。
特別に洗面台が広いということではなく、ごく一般的な賃貸のアパートに取り付けられている洗面台ですが、
新生児の赤ちゃんを洗うのには十分でした。

お義姉さんからいただいたベビーバスは、その後寝返りをするまで、中に毛布を敷いてゆりかご代わりに使われていました。
わたしのように洗面所を使うか、100円均一で大きなタライを買ってくれば代用できますので、特に必要ではないと思います。

○おくるみ
おくるみは必要ありません。
わたしの出産は真冬でしたが、ひざ掛けで代用できました。

おくるみよりも、足先まででフードつきのオーバーオールを着せる方が温かくできます。
おくるみを購入するくらいなら、赤ちゃん用の毛布を購入した方がいいと思います。

購入しなくてよかったもの(ママ編)

わたしは赤ちゃん本舗でもらった「プレママ出産準備ブック」みたいな冊子を参考に用意をしたのですが、やはりお店側としてはいっぱい購入してもらいたいので、必要ないものもたくさん載っています。

でも、初めての出産ではどれが必要でどれが必要ではないのかさっぱりわかりません。
なので、わたしは3人のママであるお義姉さんにその冊子を見てもらって、どれが必要かひとつずつ聞きました。
季節によって用意するものも変わってくるので、自分の出産に近い時期に出産した先輩ママに聞くのが一番だと思います。

以下、結局使用しなかったもの&必要ないと思うもの

○産褥ニッパー、産後サポーター
帝王切開の人には不要です。と言うか、傷に当たると痛いのでつけられません。
帝王切開のママ用にガーゼ閉腹腹帯というのも売っているようですが、わたしの場合は病院で用意してもらえました。
わたしのように緊急帝王切開になる可能性もありますし、一度帝王切開になると次も帝王切開の可能性が高いので、
用意しておいても使わないことになる可能性があるものです。

○骨盤用サポートベルト
わたしはトコちゃんベルトを持っていたので購入しませんでした。

○ベビーベッド
うちは旦那さんのお義姉さんからもらったのですが、結論から言うといらなかったです。
赤ちゃんと一緒にベッドで寝るなんて、寝返りして潰してしまいそうで怖いから絶対ベビーベッドが必要になると思っていた
のですが、結局いまは一緒のベッドで寝ています。

出産したのが2月だったのですが、病院と同じように24時間ずっとエアコンで暖房をつけるわけにもいかなかったので
赤ちゃんも寒かったみたいで、抱っこしているときはウトウトして眠りについたかな?と思っても、ベビーベッドに置くと
すぐに泣き出してしまいました。

何度やっても泣いてしまったので、結局、抱っこしたままわたしのお腹の上にうつ伏せで乗せた状態でしか寝かしつけられなくて、
一緒に大人用のベッドで寝ていました。

ネットで調べてみると、冬場は冷たい布団を赤ちゃんは嫌がるようです。
ママが一緒に布団に入っている方が布団も温かくなるので、安心して眠れるみたいです。

ちなみに、わたしはもともと寝相は悪くないので、一緒に寝ても赤ちゃんの上に乗ってしまったことは今まで一度もありません。
寝かしつけるときや夜中なども、添い寝で授乳する方がやりやすいしラクなので、赤ちゃんと一緒の布団で寝ています。

お義姉さんも、添い寝しているので一緒の布団で寝ているとおっしゃっていました。
しかも、ベビーベッドって結構大きいんですよね。

置くとかなり部屋が狭くなってしまいますし、その前に置けるだけの面積を確保しなければいけません。
なので、特に必要はないと思います。

家から持って行ったものについて

○生理用ショーツ

産後は悪露が出るので、生理中と同じような感じになります。
病院で悪露用のナプキンを用意してもらえるのですが、用意してもらった分が無くなったら生理用ナプキンのレギュラーサイズを
使用していました。

普通分娩だった義姉さんから、悪露でパジャマが汚れてしまったと聞いていたのですが、
わたしは帝王切開だったので、ある程度は手術のときに取り除いてもらえたみたいで、大量に出ることはなかったです。

普通分娩だと1ヶ月ほどらしいですが、帝王切開は長くかかるようで、減ったり増えたりして2ヶ月ほど続きました。
ときどき膜のような塊がでてきて、ちょっと気持ち悪かったです。

お風呂に入ってシャワーをあびていると、出てくることがよくありました。
悪露がなくなるまでしばらくの間はずっと生理用ショーツを履いていました。

出産後の入院期間はもちろんずっと履くことになるのですが、退院前の検診で問題があって入院が長引いてしまうことも
あるので、少し多めに持って行った方がいいです。

○バスタオル

お風呂に入るときに使用しました。
帝王切開の場合は、2日目から入浴が可能でした。

傷口にしみるのではないかとかなり恐る恐るでしたが、まったく大丈夫でした。
むしろ、傷口に貼られたガーゼを留めていたテープでかぶれてしまって、その部分がしみて痛かったです。

母乳が出てくるようになると、お風呂に入っているときに温められて血流がよくなるせいか、
ポタポタ出てきてしまいます。

母乳や悪露で汚れることもあるので、予備でもう1枚持って行く方が安心です。

○フェイスタオル

洗顔、トイレ用、授乳時に使用しました。
赤ちゃんがおっぱいを吐いてしまうことが多いので、授乳クッションが汚れないように敷いて使っていました。
5枚あれば十分でした。

○ペットボトルのジュース、お茶

飲み物はすべて自分で用意しなければいけないのですが、陣痛のときに自動販売機まで歩いて買いに行くのはしんどいと思います。
わたしは破水していたので、トイレ以外はベッドから動けませんでした。

しかも、わたしの入院した病院は病室から自動販売機がかなり遠いところにありました。
入院している10日間の間、何度も買いに行くのは大変なので、事前にスーパーで1リットルのペットボトルを4本購入しておいて
持参しました。

余談ですが、
わたしは入院の間、時間を持て余すことが多かったです。

病院についてから少しして陣痛も始まったのですが、一度収まってしまったほど軽いものでした。
手術の直前には子宮が収縮し始めて激痛になりましたが、それまでは陣痛の波がない間はいたっていつも通りでした。

旦那さんも仕事に行っていて話し相手もおらず、意外と退屈だったので、何か動かずに時間をつぶせるようなものを
持って行った方がいいと思います。

術後もベッドからほとんど動けない状態がしばらく続き、
赤ちゃんは保育器に入れられて小児科で預かられたため1日に30分しか会えず、時間をもてあましました。

出産直後は身体に負担がかかっているので休めることも大切ですが、1日中ずっと寝ているわけでもないので…。
わたしはずっと携帯ゲームをしていましたが、目が疲れてしまうので、ゲームよりはまだ本の方がいいのではないかな、と思います。
なので、旦那さんに育児の本を買ってきてもらって読んでいました。たまひよの育児百科です。
本を読んで疑問に思ったことはすぐに助産師さんに聞けるので、退院したあとの育児の予習ができてよかったです。

購入したものについて必要だったか(赤ちゃん編)

○赤ちゃんの服 ★★★★★  >西松屋
(2月出産の場合に必要な枚数)
短肌着 … 5枚ほど
長袖コンビ服 … 6枚~8枚ほど
オーバーオール … 2枚ほど
スタイ … 5~8枚ほど

うちの場合は2月の寒い時期だったので、短肌着+コンビ服+オーバーオールを用意しました。
西松屋で短肌着3枚+長袖コンビ服2枚入りのセットで販売していました。

オーガニック素材のものではなく、セットの安いものを購入しましたが、被れたりすることはありませんでした。
うちの子が肌が強いということもあるかもしれませんが、他のママ友でも服で被れたという話しは今のところ聞いたことはありません。

安物なので縫い方も少し雑ですが、頻繁に洗濯をしてもほどけてきたりすることはなかったです。
サイズは新生児用(50~70cm)です。

出産直後が50cmで、4ヶ月のころに64cmになるまで着れました。
4ヶ月のころは、半袖・半ズボンという感じになりましたが、季節が暖かくなってきたので、涼しくなってちょうどよかったです。

ただ、3ヶ月のころから留めるためのひもをおもちゃにして遊んでいるうちに自分で解いてしまうようになりました。

また、4ヶ月のころにはオムツが濡れてパンパンに膨らむと、股の留め具がとめにくくなります。
セットの内容は短肌着の方が多く入っているのですが、コンビ服の方が数は必要です。

うんちが漏れて服が汚れてしまうことが多々あるのですが、短肌着が汚れることはほとんどありません。
コンビ服の洗濯が追いつかず、後から2枚ほど購入+親戚からもらいました。

オーバーオールは、アニマル柄のフリース素材のモコモコしたものを購入しました。
ひつじとレオパード柄の2枚です。

わたしの住んでいるところは寒かったので、寝るとき意外はずっと着せていました。
うんちが漏れても、中に着ているコンビ服まででオーバーオールまで汚れることはほとんどなかったです。

母乳を吐いてしまうことがよくあるので、それで少し汚れることはあります。
洗濯すると、素材のフワフワ感は若干損なわれましたが、それによって肌が被れることはなかったです。

フードつき+足先までのものだったので、帽子・靴下を履かせる必要もなかったです。
新生児は足が小さくて赤ちゃん用の靴下でもすぐに脱げてしまうので、足先まであるものの方がいいです。

スタイは、マジックテープで留めるタイプのもので5枚セットになっているものを購入しました。
オーガニック素材ではない安いものでしたが、被れたことはありません。

肌触りのよいものの方がよいかと思い、タオル地のものを購入しましたが、マジックテープが張り付いてしまった
ときに、はがすときに生地がほつれてきてしまいました。

汚れも吸いやすく、洗濯してもとれないことがありました。
0ヶ月~2ヶ月ごろの新生児のころは、授乳のあとにおっぱいを吐いてしまうことが多く、
5ヶ月ごろからはよだれが増えて、スタイは汚れやすいです。

多めに用意して、すぐに取り替えられるようにしておいた方がいいです。
なので、あとから追加でもう1セット購入しました。

そのときは、タオル地ではなく綿100%のものにしました。
そちらの方がマジックテープでほつれることもなく、汚れも落ちやすかったです。

○授乳クッション ★★★★☆(授乳スタイルによる) > 西松屋

babyプーさんのを購入しました。
病院での授乳の時間は決められているので、他のママさんと利用時間も重なります。

病院の授乳室にも3個用意されていたのですが、わたしが入院していたときは5人のママさんが授乳することになったので、
クッションの数が足りず、持参しておいてよかったと思いました。

カバーがファスナーで開けられるようになっているので、取り外して洗濯することが出来ます。
赤ちゃんがおっぱいを吐いたり、うんちが漏れていてついてしまったり…、ということもあるので、洗えるのはとてもよいです。

黄色を購入したので、おっぱいを吐いたりよだれなどの多少のシミは目立ちません。
肌触りもよいです。洗濯しても毛羽立ったりはしません。

ただ、サイズが少し小さめなので、新生児のころはよいのですが、3ヶ月のころからクッションからはみ出すようになり、
反対の胸を授乳しようと持ち替えた際に落としてしまったことがありました。

5ヶ月のころには完全にクッションから足がはみ出してしまいます。
もう少し大きめのものの方がよかったかなと思います。

わたしは、赤ちゃんをクッションに乗せて横抱きにして授乳しているので、授乳クッションは手放せません。
特に最初のころの授乳に慣れていなかったころは、クッションがないと授乳がしづらかったほどです。

隣に普通のクッションを置いて、フットボール抱きの授乳をするときにも使えます。
2ヶ月ごろ~6ヶ月(お座りができるまで)は、授乳クッションに頭を乗せて赤ちゃんを置くのにも使っていました。

哺乳瓶で飲み物を与えるときにも便利でした。
こんな感じでわが家では大活躍でしたが、ママ友のひとりは縦抱きで授乳をしていて、授乳クッションは使っていないようでした。

わたしも、添い寝でおっぱいをあげることが半分なので、必要かどうかは授乳スタイルによります。
ただ、新生児のころから縦抱き&添い寝での授乳は少し難しいと思いますが、家にある枕やクッションで代用することも出来ます。
なので、必ず必要ではないと重います。

購入したものについて必要だったか(ママ編)

○産褥ショーツ ★★★★★(破水・帝王切開の場合は特に必要)

病院で1枚は用意してもらえましたが、予備でもう1枚購入しました。
産褥用ショーツは、出産後に助産師さんに消毒や悪露の処理をしてもらいやすい用に履くのですが、

わたしは先に破水してしまったので、病院に着いたらすぐに履きかえるように言われました。
その際に、破水時用の大型ナプキン(オムツみたいな大きさ)をつけていたのですが、羊水でびしょびしょになってしまったので、術後に予備の方に履き替えました。

そのあとも、術後すぐは生理用ショーツだと下ろすだけでも痛むので産褥ショーツの方がいいです。
退院してからも、生理用ショーツとして使えます。

○授乳用パジャマ ★★☆☆☆(冬はあるとよいが、なくても大丈夫)

わたしは予定日が2月で、出産した場所も雪が積もるような寒いところだったので、寒いなか服をめくり上げるなんて…、と思い購入しました。

最初は1着だけしか購入せず入院したのですが、破水したために下が羊水でびしょびしょになってしまい、急遽旦那さんにもう1着買ってきてもらいました。

しかし、結論から言うとなくても大丈夫です。
胸元が広くあいているTシャツ、トレーナーなどであれば胸を出せるので代用できます。

最初のころは女性であっても人前で胸を出すのは恥ずかしかったのですが、だんだん気にならなくなりした(笑)。
実際に、病院で会った他のママさんも授乳用パジャマではなくて、Tシャツにジャージ・スラックスの方もいらっしゃいました。

春・夏・秋も、同様に胸元が広く空いている服であれば授乳できます。
ボタンのパジャマだと毎回開け閉めするのが面倒なので、Tシャツの方がすぐに胸を出せるのでいいです。

夏場はキャミソール、タンクトップをパジャマに着ていました。
ただ帝王切開の場合は、お腹にジャージのゴムが当たるだけでも痛いので、下はゴムがゆるめのものを履くことをおすすめします。

○授乳用ブラジャー ★★★☆☆ >西松屋

ノンワイヤーのクロスオープンタイプのものを3枚購入しました。
カップを下にずらすだけなので、授乳はとてもらくです。

妊娠前のサイズがFで、妊娠後は1サイズくらい大きく、出産後さらに1サイズくらい大きくなりました。
授乳ブラジャーはL(93~101)サイズを購入しましたが、カップの形によっては少し小さくて胸が納まりません。

サイズが同じでも、カップが三角形のものはきちんと納まりますが、カップが丸型のものは小さくて納まらないです。
知り合いの方はBからHにまでサイズが大きくなったという人もいるので、大きめを購入する方がいいかもしれません。

使用感は、ひもがずり落ちることもなく、アンダーのゴムもきつくなくちょうどいいです。
ただ、中に入っているパッドがズレて変なところにいくのが難点…。

胸が出しやすいような作りになっている+サイズが少し小さいから仕方がないのかもしれませんが、動くと胸がよくブラジャーから出てしまいます。

わたしの場合は、妊娠の後期から使用していたのですが、子宮で胃が圧迫されて苦しくなっていたので、ワイヤーの入っていない授乳ブラがラクチンでした。

まだ授乳中なので、授乳が終わったあとにサイズがどれくらい変わるのかわかりませんが、部屋着・就寝時用で使おうと思っています。

授乳用でなくても、似た形のスポーツブラジャーなどでも代用できます。
通常のブラジャーは、カップが柔らかいものであれば代用は可能だと思います。固いものはカップを折り曲げにくいので、胸を出しにくいと思います。

○母乳パッド ★★★★★(4ヶ月頃からは不要)

ピジョンのフィットアップ 126枚入りを購入しました。
2枚入りで梱包されているのですが、取り出し方がちょっと面倒です。

毎回、ビニールを破いて出していました。
裏面にズレ防止しのテープが着いているのですが、ズレます。

わたしが毎日取り替えずに2,3日くらい使用していたらからかもしれませんが…。
大きめの授乳用ブラジャーではあまりズレなかったので、ブラジャーが小さめだったことが原因かもしれません。

最初のころは貼り付ける位置がわからなくて、パッドをつけているにも関わらず母乳でびしょびしょになってしまいました。
きちんと乳頭がパッドに納まっていれば、よく吸収してくれます。

0ヶ月~2ヶ月のころは母乳がよく出るので取り替える頻度も高いのですが、3,4ヶ月ごろになるとおっぱいが張らなくなり、
赤ちゃんの吸う量に合わせて母乳が作られるようになるので、取り替える頻度もぐんと減ります。

わたしは母乳がよく出ている方ですが、4ヶ月くらいから3~5時間程度の間隔で授乳していれば母乳パッドをつけなくても大丈夫になりました。

なので、126枚入りを購入しましたが半分以上使用していません。
最初のころにケチケチせずにもっと使えばよかったと思いました。

○授乳服・肌着 ★★★☆☆(冬は必要・1枚はあるとよい) >赤ちゃん本舗

授乳用パジャマと同様に、冬はあるとよいですが、春・夏・秋は手持ちの服で胸元が広く開いているものがあれば代用できます。
冬用に購入するのであれば、手持ちの服で代用できないタートルネックを購入することをおすすめします。

わたしは、赤ちゃん本舗で裏地がモコモコの毛になっているタートルネックのワンピースを購入しましたが、暖かくてとてもよかったです。

あと、冬の場合は授乳服の下に着るインナーも授乳ができるようなものでないといけません。
タンクトップやキャミソールは大丈夫でしたが、わたしはさらにもう一枚ヒートテックを着ていたので、授乳用のヒートテックを2枚赤ちゃん本舗で購入しました。

紫とグレーのボーダーを購入しました。ユニクロのヒートテックのように生地もツルツルしていて着心地はよかったです。
母乳が漏れて汚れてしまうことがあるので、2枚はあった方がいいと思います。

それから、お宮参りや親戚の家に挨拶に行くようなこともあるかと思いますので、そういったフォーマルな場所でも着れる
キレイめな授乳服が1枚あるといいかと思います。

入院中のお金のことでびっくりしたこと

出産は病気ではないので、健康保険がききません。
出産については、現在の時点では健康保険に加入していれば一律42万円の補助が出ます。
分娩の方法と入院の日数によって金額は変わりますが、よほど困難な手術などの処置が行われない限りは42万円以内で納まります。

普通分娩と帝王切開では、イレギュラーなことが無ければ、帝王切開の方が金額は安くなります。
帝王切開になると手術になり保険が適用できるので、結果的に自費で支払う金額が安くなるようです。

ちなみに、わたしは緊急帝王切開で10日間の入院で、35万円くらいでした。
補助で給付される42万円に達していなければ、その分の差額を請求することもできます。
そのときに領収明細書が必要になりますので、必ず保管しておいてください。

わたしは術後に麻酔で動けない間に足が圧迫されていたようで、両膝が痛くなってしまい、
入院中に湿布と漢方薬を処方してもらいました。

退院するときの検査で貧血と出たので、貧血の薬も処方してもらいました。
これらの薬代は保険が適用になって、分娩の自費とは別に保険の負担金額分だけ支払いました。

赤ちゃんの治療についてのお金は、退院する時点では保険証が間に合わないので、自費になります。
うちの場合は1週間ほど保育器に入っていて、いろいろな検査もされたので50万円くらいになっていました…。

総合病院では一時的な自費であっても支払いを求めるところが多いですが、金額が大きいのでさすがに病院も考慮してくれます。
1ヶ月検診のときまで支払いは待ってくれますので、それまでに保険証をつくっておけば大丈夫です。

ただ、わたしがものすごく驚いたことが、入院中の赤ちゃんの紙オムツとミルク代は自費とういうことです。
しかも、入院期間や病院によって異なりますが、ミルク代 5,000円  オムツ代 9,000円 と、かなり高額でした。

うちは赤ちゃんが生まれてから1週間ほどの期間ですが、こんな金額になりました。
ミルクは、完全母乳にするつもりであっても、出産直後はまだ母乳の量が少量しか出ないので、おっぱいをあげた後で足りない量をミルクを足すという形でした。

わたしの入院した病院では、助産師さんが毎回用意してくださっていました。
わたしは母乳がよく出てミルクを足さないときもあったのですが、関係なく請求されていました。

1日に10枚オムツを取り替えたとしても、1週間で70枚です。
普通にドラッグストアやネットで購入したら、3カートンは買えます。
事前にオムツを自分で購入しておいて、持ち込んで使用すれば請求されずに済むのでしょうかね…。

それから、1ヶ月検診の費用も自費になります。
1ヶ月検診は出産した病院で受けることになっていて、お母さんと赤ちゃんがそれぞれその後の状態を検査してもらうのですが、いずれも自費になります。

お母さんは子宮の状態などを検査されて、3,000円でした。
赤ちゃんは体重や身長の計測、診察で5,500円でした。

うちは赤ちゃんは胸部のレントゲンを撮ったのですが、その分は保険が適用になりました。
検診代は補助が出て、無料になると思っていたのでびっくりしました。

それ以降の3ヶ月検診などは、住んでいる地域の福祉で受けられるので無料です。

入院準備で必要だったもの

予定日が近付いてくると、入院の用意をしなければいけません。
わたしは2月の半ばが予定日だったので、お正月のときに実家に帰省した際に買い物に行きました。

住んでいるところが田舎で、赤ちゃん本舗も西松屋もないので、帰省したときに出産後の準備で必要なものもまとめて買い物をしたのですが、
そのときに思ったことは、入院・出産準備は8ヶ月までにしておいた方がいい!!ということです。

8ヶ月といわず、早めの方いいと思います。
赤ちゃん本舗と西松屋をはしごして、2日連続で買い物に行ったのですが、ものすごく大変でした。

ベビー服はどれも可愛くて迷ってしまうのでゆっくり選びたかったのですが、とてもそんな余裕ありませんでした。
大きなお腹で店内をウロウロするのは、自分が思っている以上に身体に負担がかかります。

一気に全部そろえると、大きなものもあるので荷物もかなりたくさんになります。
しかも、初めての妊娠だったので、赤ちゃん本舗や西松屋に行くのも初めてということで、

どこになにが置いてあるかがわからずかなりウロウロしてしまいました。
とても大変だったので、ネットショッピングを利用する方が歩かなくて済むのでいいな、と思いました。

【入院で必要なもの】
わたしが分娩した病院は、必要なものはだいたい病院が用意してくれていて、事前に母親教室で追加で必要になりそうなものは教えてくれました。
なので、自分が分娩する病院が用意してくれるものを先にチェックしておいた方がいいです。

>病院が用意してくれたもの
○産褥ショーツ 1枚
○分娩直後、破水時用ナプキン 5枚
○悪露用ナプキン 20枚
○消毒コットン 20枚×2箱
○母乳パッド 20枚
○授乳時の消毒コットン 20枚×1箱
○へその緒の消毒セット

>購入したもの
○産褥ショーツ 1枚
○授乳用パジャマ 2着
○授乳用ブラジャー 3枚
○母乳パッド
○退院時に着る服(授乳服・授乳用肌着)
○赤ちゃん用の服
○授乳クッション

>上記以外で用意したもの
・生理用ショーツ 3枚
・バスタオル 2枚
・フェイスタオル 5枚
・ハミガキ&洗顔&お風呂グッズ
・ペットボトルのジュース、お茶
・スリッパ

こんな感じです。

わたしは予定日より3日遅れで出産しましたが、夜中の3時半ごろに突然破水して飛び起きました。

入院の用意がまだ8割ほどしか出来ておらず、しばらく家を空けることになるので片付けなどをしなければいけなくて、溢れてくる羊水に焦りながら40分くらいかかってようやく準備をしました。

そのときに、『入院中にしておいてほしいこと』を旦那さんにメモで残しました。
食料品の腐りそうなものを処分する、お風呂掃除、ゴミを出す、というようなことです。

男の人は細かく指示を書いておかないとやっておいてもらえないので……。
動くたびに羊水が出てしまうので動いてはいけないことはわかっているけど、準備ができていないので動かなくてはいけない…
という状況になってしまいとても大変でした。

陣痛からの出産であれば、陣痛の波が落ち着いたタイミングを見計らって用意を進めることはできますが、わたしのように
突然破水してしまうと動けなくなるので困ります。
なので、用意はしっかり早めにしておくことをオススメします。